- 2024-1-13
- 未分類
こんにちは、清水邦浩です。
ギターやウクレレを始めたばかりの方が最初にぶつかるのが「コードが上手く鳴らない」という問題。
ちゃんとコードの形を押さえているつもりなのに、ストロークしたときに音がきれいに伸びなかったりしますよね。
その原因はだいたいの場合、指の腹で押弦している(指が寝ている)ことにあります。
指の腹で押弦すると、押さえるべき弦の他に、隣の弦などにも指が触れてしまいます。
そこでミュートがかかった状態になり音がきれいに鳴らないのです。
解決策は指の頭で(指を立てて)押弦すること。
そうすると押さえるべき弦だけをピンポイントで押さえられるようになります。
1分で練習効果を上げる方法 = 爪を切る
指を立てて押弦するには左手の爪はできるだけ短くする必要があります。
理想は爪先の白い部分がないくらいにやや深爪気味に切ることです。(右手の爪は少し長めにするのが一般的です)
そしてとても重要なのが、爪が短い状態を常にキープすること。
爪が常に短いと、常に正しいフォームで練習をすることができます。
練習において「常に正しいフォーム」ということがいかに重要か!
どれだけ強調してもしすぎることはありません。
正しくないフォームで練習したら、正しくないフォームが上達していくだけなのですから。
短い爪を常ににキープする工夫
私はお気に入りの爪切りを家中の至る所に置いています。
キッチンやリビング、寝室など家の至る所にparadaの爪切りが置いてあり、思い立ったらいつでもすぐに爪が切れる状態にしているのです。
鞄の中にもparadaが必ず1本入れてあり、移動先でも気になったらすぐに爪を切れるようにしています。
「爪切りが手元にないから爪が切れない」という状況を作らないように工夫しています。
ほんの一手間を惜しまないで
少しでも爪が伸びた状態で練習した時に「あれ、今日はなんか弾きにくいな?」と気づくようになったら、いいフォームができつつあるサインです。
ぜひ爪を切る一手間を惜しまないでくださいね。
このほんの一手間があとあと効いてくるんです。
(右手の爪に関してはまたいつかブログで書きたいと思います)
この記事を書いた人
- Twitter:@kunihiro427
- 1978年4月27日生まれ。愛知県蒲郡市出身。10歳よりクラシックギターを始める。その後エレクトリックギターに転向。
南山大学卒業後、社会人を経て渡米。L.A.Music Academy(現LA college of music )にて、ギター、作曲、編曲を学ぶ。グラミー賞ギタリストのフランク・ギャンバレ等に師事。
2004年同校を卒業。帰国後「清水邦浩ギター・ウクレレ教室」をスタート。
2010年「喫茶スロース」をオープン
現在、「暮らしの学校(岡崎市・安城市)」にてウクレレ、ギターのグループレッスン講師も担当させていただいております。
メディア掲載記事
東洋経済オンライン 2013.02.08
「今週の愛知県人」
マイナビニュース 2015.06.04
「木曜からジュテーム」
BUAISO(ブアイソー) No.72号 2016.03.09
「その手があったか! 脱サラ起業家たちの【マッチ&ニッチ商売論】ギター+好きなこと=「町の文化人」が集まるギター教室」
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