- 2015-9-17
- 未分類
おはようございます、清水邦浩です。
昨日は暮らしの学校でのギターグループレッスンと蒲郡、岡崎で個人レッスンでした。
お越しいただいた皆様、ありがとうございました。
(人´∀`*)
↑Fine Food Cafeくるみさんのランチ、いつも美味しい!
昨日の生徒様からのGood Question
「なぜスケールを練習するのですか?」
スケールとは音階のことです。
要するにドレミファソラシドの練習ですね。
クラシックギターの世界では「セゴビアの24スケール」という誰もが必ず通る定番の練習があります。
エレキギターやアコギ、ウクレレでは、クラシックギターほどには”定番練習”という感じではないかもしれません。
が、それでも私はどんな楽器にとってもスケール練習はとても大切なことだと思っています。
なんでギターやウクレレでスケールを練習する必要があるのでしょうか?
曲だけ練習してればそれでいいのでは?と思う方もいるかもしれません。
スケール練習にはた〜くさんのメリットがあります。
簡単に思いつくところですと、
・指をきれいに動かす練習になる
・指板上の音の位置を把握する練習になる。
・ギターやウクレレという楽器の構造について理解を深めることができる。
・アドリブで弾く時などにスケールの形を知っていると役立つ。
等々。
でも、私が最も大切だと思うメリットは、
・各keyのトーナリティー(調性)の響きを自分の体の中にインストールすることができる
ということです。
たとえばkey=Cの曲があるとします。
その曲にはkey=Cのトーナリティーがあります。
そのトーナリティーというのは、その曲の中では意識的にも無意識的にも圧倒的で、絶対的な存在です。
例えるならこの世界にある重力のようなもの。
普段生活をしていて、重力の存在なんて考えないですよね?
存在を気にすることがないくらい当たり前のものなので。
トーナリティーは”音楽の世界の重力”のような圧倒的存在なんです。
そのトーナリティーを自分の体の中に確固とした感覚としてインストールするために何度も何度も繰り返し繰り返しスケールを練習する必要があるのだと私は思います。
「えっ? で、どういうこと?」と思われたかもしれませんが、とにかく、スケール練習はとっても大切でおすすめの練習です。
どのレベルの方も、少しずつでいいので繰り返し繰り返し練習していくと、自分の中のトーナリティーの感覚が少〜しずつ研ぎすまされていくのではと思います。
この記事を書いた人
- Twitter:@kunihiro427
- 1978年4月27日生まれ。愛知県蒲郡市出身。10歳よりクラシックギターを始める。その後エレクトリックギターに転向。
南山大学卒業後、社会人を経て渡米。L.A.Music Academy(現LA college of music )にて、ギター、作曲、編曲を学ぶ。グラミー賞ギタリストのフランク・ギャンバレ等に師事。
2004年同校を卒業。帰国後「清水邦浩ギター・ウクレレ教室」をスタート。
2010年「喫茶スロース」をオープン
現在、「暮らしの学校(岡崎市・安城市)」にてウクレレ、ギターのグループレッスン講師も担当させていただいております。
メディア掲載記事
東洋経済オンライン 2013.02.08
「今週の愛知県人」
マイナビニュース 2015.06.04
「木曜からジュテーム」
BUAISO(ブアイソー) No.72号 2016.03.09
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