愛知県岡崎市・蒲郡市・安城市にあります、清水邦浩ギター・ウクレレ教室です。ギター・ウクレレの初心者の方から経験者の方まで親切丁寧、そしてなにより楽しくレッスン致します!

こんにちは、清水邦浩です。

このコラムでは自己紹介代わりに、私の生い立ちからギター教室をやっている今現在までを順に書いていこうと思います。

私の履歴書 第二話 「私の子供時代　～ギターとの出会い～」

私の育った家庭は音楽とはほぼ無縁の環境で、両親ともに音楽に特に感心があったわけでもありませんでした。

家には楽器はもちろんのこと、レコードやステレオもありません。

そんな中、なぜか私一人だけ音楽が好きでした。

当時、唯一の音楽との接点はやはりテレビ。

母親がよく見ていた「ザ・ベストテン」などの歌番組を夢中で見るようになっていました。

私が最初に好きになった曲は八代亜紀の「雨の慕情」（当時２歳）。

そして私が3歳の頃、寺尾聰さんの「ルビーの指輪」が大ヒットしていてよくテレビで見ていたのですが、「ギターという楽器があるんだなぁ」と意識したのはこの曲が初めてです。

今思えば、「ルビーの指輪」でギターを弾いているのは名ギタリストの今剛さん。

我ながらなかなかいいセンスをしていたと思います。

その後、私が4歳か5歳のころ、まったく音楽に縁のなかった我が家に、ある日突然ピアノがやってきました。

小学校に上がった姉がピアノを習い始めたのです。

「僕もピアノが弾きたい！お願いだから習わせて！」

と母親に直訴したのですが、

「ピアノは女の子のやるものだよ〜（笑）」

と軽くあしらわれてまいました（涙）。

おまけにまだ純粋無垢な子どもだった私は、

「ピアノは女の子のやるものなんだ！自分はなんて恥ずかしいことを口にしてしまったんだ！」

と顔を赤らめて、ピアノを習いたいなどと言ったことを真剣に後悔したのでした。

これ以後しばらくは、ピアノや音楽への憧れは自分の胸の内だけにそっととどめておくことになりました。

つづく