モチベーションじゃなくてシステムが大事 その2

おはようございます、清水邦浩です。

そろそろお正月ムードも終わろうとしてますね。

お正月はレッスンが若干少なめだったため、私は連日喫茶スロースで手伝いをしてました。

レコード聴きながらコーヒーカップを洗ったり、お皿を洗ったりしてると(もっぱら洗い物担当です)ほんと心が癒されます。

ジャズギターのレコードを多めにかけて楽しんでました。

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今日は以前のブログ↓↓↓の続きを書きたいと思います。

モチベーションじゃなくてシステムが大事 その1

 

前のブログでは「モチベーションと練習量をリンクさせないほうがいいですよ」という話をしました。

モチベーションにたよって練習すると、どうしても練習量に波ができてしまうんです。

それにモチベーションの上がっている時は楽しく練習できるかもしれませんが、モチベーションの低いときは練習がつらくなったりするんですよね。

それでは心の動きに振り回されっぱなしで疲れてしまいます。

 

私は、まずは練習することをシステムにすることが大事だと思っています。

ここでいうシステムとは、「自分の意思やモチベーションに関わらず、自動的に練習してしまう仕組み」のことをいいます。

何かの強制力を利用したり、自分の中でシンプルなルールを決めたりして、「さぁ、練習するぞ!」と気合を入れなくても自然と練習してしまうようにもっていくのです。

 

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小手先のテクニック的に、私が生活の中に取り入れている(とりいれていた)システムをご紹介します

 

「定期的にレッスンを受ける」

先生についてレッスンを受けると、レッスンの日はもちろん練習しますし、レッスン日に向けて自主練習するようになります。

レッスンという強制力を利用して、生活の中に緊張感をもって楽器を弾く時間を組み込んでしまうのです。

 

 

「友達と定期的に練習する日を作る」

だれかと練習する約束をすると、「今日はちょっと練習めんどくさいな~」という日でも練習しないわけにはいきません。

めんどくさがりやの私にはこういった強制力がとても有効です。

 

「特定の家事のスキマ時間は必ず練習をすることに決める」

家事のスキマ時間って、積もり積もると意外とバカにならないですよね。

私はお風呂が沸くまでの5分をかならず練習時間に当てていました。

コツは一度決めたら例外なく毎回繰り返すこと。

そうすると、お風呂と練習が無意識のうちにリンクするようになり、お風呂に入る前は自然と練習するようになります。

パブロフの犬状態ですね。

さらには、練習しようとするとお風呂に入りたくなるという逆転現象に悩まされるようになりますw

 

「テレビの前にギターを置く」

テレビを見るためにはギターをどかさなければ見れません。

で、結局ギターを抱えながらテレビを見ることになります。

一旦ギターを手にすると、何かしら練習しだしたりするんですよね。

 

私の場合は結局、練習時間確保のため7~8年前にテレビ自体を捨ててしまいました。

だらだらしてしまうので、ソファーなんかも捨てました。

家を訪ねてきた友人は、あまりに殺風景な部屋に驚いて「ここ、事務所?」と言ってました。

たしかに他にやることがないので練習する機会は増えましたが、自分の家なのにまったくリラックスできませんw

 

 

「ベッドにギターを寝かせておく」

自分が寝る際にはギターをどかさないと寝れないため、嫌でも寝る前にギターに触ることになる。

で、ギターに触るととりあえず5分くらいは弾いたりするものです。

あまりに眠い日などはギターの上に寝てましたけどねw

 

 

「車の助手席にはウクレレを置いておく」

車に乗ってて、信号待ちや渋滞中の時などに練習できるように助手席にウクレレを乗せていました。

事故ります。危険!

ぜったいにやめましょう。

今は電車移動がメインで車に乗ること自体が少なくなったのでやっていません。

 

「全部の部屋に楽器を置く」

私の家では全ての部屋にギターとウクレレが1台ずつ置いてあります。

ちょっとしたスキマ時間にぱっと楽器を手にとれる環境というのは、楽器上達のためにすごくいいと思います。

何本もギターやウクレレを所有しないといけないし、場所もとるので奥さんはめちゃ嫌がってますがw

 

 

こんな感じで、自然と楽器を手にしてしまうような仕掛けを工夫して生活の中に取り入れるよう、常にトライ&エラーを繰り返しています。

 

システムといっても、一つ一つを見てみるとどれもちょっとした行動ばかり。

でも、何度も何度も反復しているうちにそれが習慣になっていきます。

習慣になってしまえばあとはめっちゃ楽です。

まるで「歯磨き」のように、毎日楽器を弾くのが当たり前になってきます。

しかもそこに感情やモチベーションといったエネルギーを使わなくても、自然と体が動くようになるんです。

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今回は小手先のテクニック的な部分を紹介いたしました。

次回は、練習をシステムにするもっとも大切な事(メンタル面)を書きたいと思います。

 

続きの記事↓↓↓

モチベーションじゃなくてシステムが大事 その3

前の記事↓↓↓

モチベーションじゃなくてシステムが大事 その1

この記事を書いた人

清水 邦浩
清水 邦浩ギター・ウクレレ、音楽の楽しさをお伝えしています!Twitter:@kunihiro427
1978年4月27日生まれ。愛知県蒲郡市出身。10歳よりクラシックギターを始める。その後エレクトリックギターに転向。
南山大学卒業後、社会人を経て渡米。L.A.Music Academy(現LA college of music )にて、ギター、作曲、編曲を学ぶ。グラミー賞ギタリストのフランク・ギャンバレ等に師事。
2004年同校を卒業。帰国後「清水邦浩ギター・ウクレレ教室」をスタート。
2010年「喫茶スロース」をオープン
現在、「暮らしの学校(岡崎市・安城市)」にてウクレレ、ギターのグループレッスン講師も担当させていただいております。

メディア掲載記事
東洋経済オンライン  2013.02.08
今週の愛知県人
マイナビニュース  2015.06.04
木曜からジュテーム
BUAISO(ブアイソー) No.72号  2016.03.09
その手があったか! 脱サラ起業家たちの【マッチ&ニッチ商売論】ギター+好きなこと=「町の文化人」が集まるギター教室

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〒443-0056
愛知県蒲郡市神明町9-14
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