- 2015-11-24
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おはようございます、清水邦浩です。
本日も読譜の練習について書きたいと思います。
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サイトリーディング、その後
読譜の練習(サイトリーディング)について その4 で紹介した練習プランをこなしていくと「よちよち歩き」かもしれませんが少しずつサイトリーディングができるようになってくると思います。
ちょっとでもできるようになってくると練習も楽しくなってきたりするんですよね〜。
そうなったらしめたものです。
最初に覚えたポジションである程度弾けるようになったら、こんどは別のポジションのCメジャースケールを使って読譜の練習をしてみましょう。
こうやって徐々に自分の見えるポジションを広げていくんです。
でも、別のポジションに移った瞬間、また再び全然弾けなくなったりするんですよね〜(涙)。
それまで弾いていたポジションの音でも、違う指で押弦すると違う音のように感じてしまったりするんです。
これは指の動きや筋肉で音の位置を覚えてしまっている状態です。
指板の音の位置を正確に脳で把握できていないということですね。
がんばって間違えないようになるまで練習するしかありません。
前回紹介した「簡単な曲集」を一通り練習してしまったら、次はどんなものに取り組んだらいいのか。
個人的におすすめの教材を紹介いたします。
1.『楽しいジュニアギターテキスト ギターだ~いすき 小学生・中学生のための~第2集 楽しいメロディーの世界 改訂新版 (楽しいジュニア・ギター・テキスト)』
クラシックギターの子供用の教本なのですが、読譜初心者の方が練習するのにはもってこいの内容だと思います。
読譜の練習をはじめたばかりの方は「たのしいドレミファ・ランド」の次にこれをやるといいかもしれません。
2.『ジャズ・スタンダード・バイブル ~セッションに役立つ不朽の227曲 (CD付き)』
ジャズスタンダード集の定番です。
1に比べるとぐっと難しく感じるかもしれませんが、この中でも簡単なkeyの曲(C,F,Gなど)を中心に練習していくと読譜の練習にもなるしジャズのスタンダードも覚えれるし一石二鳥です。
3.『15 Easy Jazz, Blues & Funk Etudes: for C Instrument (Instrumental Series)』
ボブ・ミンツァーのジャズやブルース、ファンク調のエチュード集です。メロディーラインもリズムもより実践的。弾いてて楽しくなるので、練習がはかどります。
4.『Reading Studies for Guitar: Positions One Through Seven and Multi-Position Studies in All Keys』
極めつけはこの本。指板全体を7つのポジションに分けて練習できるように構成されています。♯や♭が多いkeyの曲や臨時記号の多い曲などもバンバン出てくるのでいい練習になりますよ。難しいですが、効果絶大です。
超おすすめです。
私は旧版を自炊してiPadに入れています↓
この記事を書いた人
- Twitter:@kunihiro427
- 1978年4月27日生まれ。愛知県蒲郡市出身。10歳よりクラシックギターを始める。その後エレクトリックギターに転向。
南山大学卒業後、社会人を経て渡米。L.A.Music Academy(現LA college of music )にて、ギター、作曲、編曲を学ぶ。グラミー賞ギタリストのフランク・ギャンバレ等に師事。
2004年同校を卒業。帰国後「清水邦浩ギター・ウクレレ教室」をスタート。
2010年「喫茶スロース」をオープン
現在、「暮らしの学校(岡崎市・安城市)」にてウクレレ、ギターのグループレッスン講師も担当させていただいております。
メディア掲載記事
東洋経済オンライン 2013.02.08
「今週の愛知県人」
マイナビニュース 2015.06.04
「木曜からジュテーム」
BUAISO(ブアイソー) No.72号 2016.03.09
「その手があったか! 脱サラ起業家たちの【マッチ&ニッチ商売論】ギター+好きなこと=「町の文化人」が集まるギター教室」
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